1950-12-07 第9回国会 衆議院 本会議 第11号
すなわち、農林大臣がしばしば増配朗報として発表したり、また取消しをしたり、国民は迷つておるのでありますが、この配給増加による米食率を引上げ、もつてやみ依存度を低下せしめると同時に、一方生産者価格の値上りによつて生ずる輸入補給金の減少分約四十数億円、農家所得税收入増加の約三十億円等にその他を加えてなお不足する部分は、一般財政負担による二重価格制の実行によつて生産者価格と消費者価格との調整は可能と考えておるものでありますが
すなわち、農林大臣がしばしば増配朗報として発表したり、また取消しをしたり、国民は迷つておるのでありますが、この配給増加による米食率を引上げ、もつてやみ依存度を低下せしめると同時に、一方生産者価格の値上りによつて生ずる輸入補給金の減少分約四十数億円、農家所得税收入増加の約三十億円等にその他を加えてなお不足する部分は、一般財政負担による二重価格制の実行によつて生産者価格と消費者価格との調整は可能と考えておるものでありますが
これを考えてみますと同時に、先ほど申しました昭和二十五年度の当初予算における給與所得に対する所得税收入は、課税所得額の九・九%、大体これは一人当りの所得金額に対する割合でありますが、それを考えまして、大体二百五十六億の自然増收があると、はつきりこの要綱で認めているのであります。
次に市町村民税についてでありますが、この税率につきましても、私共はいま少しこれを引下げても何とかやつて行けるのではないかという考え方をやはりしてみたのでありますが、市町村民税の場合におきましては、所得税の部分は二十四年の所得税收入というものがはつきりいたしております、問題なく出て来るのでありますが、均等割の部分がどうも十分に納得できかねる部分が政府側の資料にもあるのでありますけれども、私共の手許でもこれ
二千八億の中から千七百億所得税收入というのは、ちよつと筋が通らぬようですが……。
つまり勧告は、昭和二十五年度の所得税收入として二千八百八十億、これに富裕税收入の二十億を加えて、二千九百億というものを予定しておることは、諸君の御承知の通りであります。
シャウプ案で正確に計算したものではございませんけれども、まあ今年の農業の所得税收入見込が当初予算で四百九十七億、それが補正予算で四百二十億ばかりになつて参つておりますが、これが恐らくシャウプ案でやりましたならば、只今の專従者控除、これは扶養控除並の專従者控除ということにいたしまして、先ず二百六、七十億でなかろうかと思います。相当やはり下つて来る。
他方において所得税收入というものの比重が相当高まつております。ところが戰後におきまして、再びこれがひどいことになつておる。御承知かと思いますけれども、二十一年になりますと三一・九%に達しておる。これが二十二年は二三・九%、二十三年も大体同樣でありますが、こういうふうにまたしても戰後においては、ちようど日露戰爭の当時のような專賣政策をとつておられる。
而も夥だしい税收の中でその殆んど七割に近いものが、所得税收入が大部分を占めておつて而もその所得税の中のこれ亦七割に近いものが働くものからの徴税である。而も委員会においてはすでに問題になりましたが、大藏省は各財務局に努力目標を與える財政局は末端の税務署に対して努力目標を與える。
これは三千百億の所得税收入から一六%何がしをかけたものと思う。ところが今後この所得税の減收がかかる。その際には相かわらず大藏省はこの五百七十七億は減じないでお出しになるか。私のそんたくするところによると、本年度の予算は五百七十七億円で組んであるのだから、それは間違いない、こうおつしやるだろうと思う。しかし万一所得税がデフレ等の関係で減つた場合、必ず今後二年後ぐらいには決算をする。
他面、勤労者の生活全体を考えまするならば、所得税の基礎控除、扶養控除並びに税率は据置かれて、而も所得税收入は三千百二億円の増徴が見込まれ、更に旅客運賃、郵便料の値上げ、爲替レートの設定に伴うところの食糧の値上り等によつて生計費は著しく増大し、他方において企業三原則によつて賃金は低く抑えられ、労働者の生活は極度に圧迫されて一層苦しくなる状態にあるのであります。
○松澤(兼)委員 なおもう一つ忘れておつた件があるのでありますが、それは國税の所得税の課率が予算修正に伴いまして、所得税收入見込額が百八十億千万円増加することになり、また六三制整備に関する経費、災害対策費の増額を國会の承認を得たわけであります。
即ち租税総額においては、予算額の三八%の増收となつておるのでありますが、この内容を見ますると物價騰貴等による自然増收を考慮いたしましても、尚所得税收入の源泉徴收分、織物消費税、酒税等、税の大衆負担の部分の増收が著しく目立つておるのでありまして、何よりもこういつたような、右の事実を雄弁に物語つておるのであります。
豫算の上では、二十二年度の所得税收入が百億以上の超過收入になつておるということで、その關係からいへば、相當國民に餘裕があるようにも考えられますが、實際問題としては、相當な苦勞をしておるわけであります。
この財源には、各種公団納付金三億三千余万円、公共團体工事市費納付金及び分担金七千百万円、所得税收入六千百万円、國立病院收入五千八百余万円などをもつて当てております。 なお政府の説明があり、災害復旧費二億七千万円のうち水害地復旧の二億円は、昭和二十二年度の公共事業費予算の未使用額の中から差繰り支出することとして、特にそのための追加予算は提出しないことになつたとのことであります。
二、他方歳入においては、二十三年度の國民所得に対し、具体的な見透しをもたず、厖大な大衆課税を賦課し、しかも税法改正も未だ行われていないにもかかわらず、その所得税收入は、法人税收入の約二十倍に達し、前年度における所得税対法人税收入の比約十倍に比するとき、これは明らかに所得税を不当に加重して見積り、逆に法人税を軽減していることを意味している。
以上、お尋ね申し上げたい五つの点を申し述べたのでありますが、最後に一言附け加えさしていただきたいのは、國家の收入の基幹をなしておりますところの所得税收入というものは、財産税などの收入と事違いまして、毎年繰返されて收入されるのでなくては、國家の財政の基礎は確立いたさないのであります。
この歳出豫算補正増加額の財源といたしましては、所得税收入の増加五億四千三百萬圓、アルコール專賣事業益金の増加一億九百八十餘萬圓、電力超加加算料金二億圓、前年度剰餘金二億三千三百三十餘萬圓、計十億八千六百十餘萬圓と相成つております。 次に特別會計豫算補正特第八號について申上げます。
この歳出予算補正増加額の財源といたしましては、所得税收入の増加五億四千三百万円、アルコール専賣事業益金の増加一億九百八十余万円、電力超過加算料金二億円、前年度剰余金二億三千三百三十余万円、計十億八千六百十余万円と相なつております。 次に特別会計予算補正特第八号について申上げます。